Today’s Walking 10000steps
KanTawMingalar Garden
今日はいつもは素通りのカントンミンをゆっくり歩いてみた。場所はシュエダゴンパゴダの南門のすぐ目の前。現在の正式名はウ・オッタマ公園になっているが、ミャンマー人も皆HappyWorldと呼んでいる。そのAmusement Park自体はコロナ禍で営業していないが、公園本体は無料で入れる。今日も午前8時前からたくさんの人がWalkingを楽しまれている。
長い間(カントンミン広東民)と聞こえる、この公園の名前が謎だった。英国時代からそう呼ばれているので、広東出身の中国人の施設だと考えていた。しかし、英国人家族がpicnicなどをしている、当時としては1番の娯楽施設だったのだ。それでミャンマー名のカンドーミンガラーが、詰まってカントンミンになったものと想像できる。
まずこの閉店しているCafeの話から。入り口から入るとすぐ右手にある。1度しか来たことがないサテンである。ヤンゴン外国語大学で、お世話になった女の先生とここで待ち合わせをしたのだ。先生といっても私より10歳以上若かったと思う。
その当時どこだったか忘れたけど地方の大学の助教授になられていた。前日にいきなり電話をもらったのだ。いつも冷静で男勝りの先生なのだが。その時は泣きながらでの電話だった。地方の病院でガンだと言われたそうだ。ヤンゴンの病院で再検査に来ていると言われていた。
サテンで何を話したかも忘れていたが、数日してまた電話をもらった。晴々とした声だった。ガンは誤診だったようだ。それから順調に出世されて、チン州の大学で教授になられたと言う報告があり。半年後に旅友とチン州に行った際に、連絡を取ったが、大学が夏休みでもあり会えなかった。それでこのサテンでコーヒー飲んだのが最後になっている。あれからどうされているか会ってみたいと思う。
家から歩いて30分もしない公園だが、うちの前に10倍は大きいカンドーヂ公園があるので、ほとんど来たことがなかった。でもとても素敵な公園である。池が3つくらいあって、白鷺が舞っていた。公園をぐるりと回れる遊歩道があり、池にかかった橋や東屋もある。
何よりカンドーヂ公園でトラブっている、イングリッシュ ガーデンがここでは健在である。コロナ禍が終了すれば公園内に有名なレストランも数軒あるし飲食もまた楽しめるだろう。
歩いているうちに思い出した。公園を整備しているお兄さんに、「写真館はまだあるの?」と聞いてみた。指さした先に白い建物が見えた。そこまで行く間に、何十人もの人が並んでいた。地方からトラックに乗せられ、公園の整備や清掃に来ている人達が、並んで報酬を受けているところだった。みなさんニコニコ顔でした。
写真館は健在であった。写真館も本来なら結婚式のシーズンで稼ぎ時なのに、ひっそりとしている。この写真館で2008年に発売した美容の本の表紙の撮影をしたのだ。
Beauty &Health 当時日本で話題になっていた田中宥久子さんの造顔massageなどを紹介した本で、私が日本語で書いてミャンマー語の翻訳してもらって発売したのだ。増刷したので少しは売れたのではと思う。田中宥久子さんを調べたら、今の私の年齢67歳でお亡くなりになっていた。ガンだったそうだ。今日は最初と最後が癌の話題になってしまったが、自分などももう何年も健康診断を受けていないので、怖いのは怖い。家に戻ると今日の歩数は9993歩だった。あと7歩以上家の中で歩くだろう。
帰りの道で車道で車が往来している中、ヘビが車道から歩道を抜け、カンドーヂ公園内にスルスルと入っていった。わずか40秒だが動画に撮ったので、山育ちのうちの料理人に見せたら、水蛇で毒も持たない大人しい蛇だと言っていた。
最新コメント